日々しるし

ニートの記。つらつらとアウトプット。

ニートの話

 ニートとはNot in Education, Enployment or Trainingの頭文字をとって略した語であり、日本では内閣府厚生労働省がそれぞれに定義しているようである。実は私はこの定義には当てはまらないのだが、日々の生活を省みるに、またネットスラング的な意味としては自身のことをニートとして捉えるのがよいと思う。これから現状のニート状態から脱却すべく、まず日々何かしらを綴るということひとつでもやってみよう。


 このままではいけないと、せめて何かしようと思い立ってから2週間はたってしまったと思う。逃げ出してばかりの毎日は、日々のことも時の流れさえも曖昧にさせるほどに脳の働きを緩慢にさせているらしい。

 このところの毎日は現実から目をそらすことだけに終始しているように思う。

 まずは睡眠である。元から睡眠時間は長いほうであったが、現在はできる限り眠ろうとしているようだ。しかし寝すぎて体感時間が狂い、背中が痛くなり、睡眠の質も落ち、眠りが浅くなり、余計に眠くなり、しまいには悪夢ばかりみている気がする。

 起きている時間はイヤホンで耳を塞ぎ、本を読む。もしくは様々な動画を見あさる。ひらすらライフが尽きるまでスマホゲームをする。どれもこれもふと文字や画面から目を逸らしたとたんに現実をみてしまい、醒めてしまい、あわてて他の逃げ込める先を探している。

 

 現実から目を逸らせなくなってしまったら、今度はとりとめないことを考え始める。現状に至った原因を探そうとしたり、人生の意味を考えたり、世界の正解を見つけ出そうとしたり、努力の欠片さえしたことのない栄光の未来を妄想したり。そんなものは中高生のうちに捨て置くか、さもなくば哲学でも極めるべく努力しておけ、とその思考もやめる。


 何をしているのかと問われても、何もしていないとしか答えられない。何を見聞きしても現実から逃げ出そうとする私は、ただ現実に取り残されるばかりである。



 今日のところはこの辺で現実から逃げ出すこととして、明日は書きたい要点を定め、一度くらいは推敲した文章を書きたい。